キャリア別 周波数帯(Band/バンド)について

ゼロから始める『ポイ活&投資』 スマホネタ

私達の周りには、たくさんの電波が飛び交っています。電子レンジでさえも電波を使用しています。たくさんある電波のなかで、スマホに使用されている電波:周波数帯についてまとめてみました。

初めまして、この記事を書いているのは、普通のサラリーマンおやじ「ジャギおじさん」です。貧乏「ポイ活&投資」節約生活を送っています。

周波数帯(Band /バンド)について

【最初の抑えときたい注意点】①電波は国の資産 ②電波には種類(周波数帯)がある。③周波数帯(Band/バンド)によって、電波の性質・速度・対応エリアが違う④キャリアとは「ドコモ」「au」「ソフトバンク」「楽天」の4社のことを指します。

スマホを使用していると、契約会社によって電波が強い(弱い)繋がりやすい(にくい)などの差がある事をご存知ですよね。実は、その電波である周波数帯(Band/バンド)を総務省が、キャリアの会社に振り分けています

キャリアは、電波を国から借りて、その電波(周波数帯)に対応した電波塔を建てるなど設備投資を行っています。

一方で、格安スマホ会社は、キャリアから電波を借りるというスタイルなので設備投資が有りません。

UQモバイルやワイモバイルは、キャリアのサブブランドとしてのポジションです。

イオンモバイルなどは、ドコモ回線もしくはau回線の電波を借りている格安スマホブランドです。

【基本】

①バンドはキャリアによって違う

②バンドは機種によって違う

キャリア毎に電波塔の数が違う
電波塔が多い=その周波数帯に強い

電波は、日本全国に飛び交っています。その電波を掴むには、総務省から割り当てられた周波数帯に対応している電波塔の建設スマホが必要です。

【4Gの周波数帯について】

より良い電波環境にて、スマホを使用したいのであれば、3点に注目です。

①広範囲カバーの性質を持つ「Band」=「1 and 3」の有無

②障害物に強い性質を持つ「プラチナBand」=「8 and 18 and 19 and 26」の有無

十分な設備投資(電波塔の建設)の有無、財源の有無

ドコモとauは優秀、ソフトバンクは及第点、楽天は予備校生のイメージ

楽天の問題点は、電波塔を急ピッチで建設中なのでカバー出来ないエリアがまだまだあることです。

また、プラチナBandはauからの借り物という事ですね。三木谷社長もプラチナBandが欲しいとの要望を国にあげています。遅くとも2022年に借りれる事を祈ります。

ソフトバンクの問題点は、プラチナBandが弱いのか、電波塔が足りないのか、よく分からないですが、電波の圏外報告が他社よりも多いという事です。

Bandドコモauソフトバンク楽天GHz
12.0-2.1
31.7-1.8
プラチナ8900
111.5
プラチナ18auローミング800
プラチナ19800
211.5
プラチナ26800
プラチナ28700
412.5
423.5
4G周波数一覧 (◎=特に重要なBand)

4G ドコモ

『ドコモがドコモたる所以1番である所以』は『プラチナバンドのB19』

『充実した電波塔の数』

『電波 安定感 No.1』

B1=日本全国 幅広い

B3=人工密集エリア。東京・名古屋・大阪の大都市圏のみ。下りの速度が最も早い。

B19=郊外&山間部用のプラチナバンド。建物内・田舎・山間部に強い。新幹線の中でも繋がる。途切れない。速度は遅いが地下やビルの影でも繋がりやすい。最高のバンド。

B21=地方部メイン、エリアを補助するバンド。関東でも繋がる。

B28=国内一部のエリア限定プラチナバンド。

B42=キャリアアグリゲーション用 高速通信「Premium4G」

4G au

『auは田舎・山間部に強い』理由は『プラチナバンドのB18と26』

B1=日本全国(ドコモ&ソフトバンクよりもエリアが狭い)

B3=人工密集エリア。東京・名古屋・大阪の大都市圏がメイン。2019年春より参入

B11=対応エリア狭い。無くてもOK

B18=郊外&山間部用のプラチナバンド。建物内・田舎・山間部に強い。速度は遅いが地下やビルの影でも繋がりやすい

B26=B18と同等

B28=国内一部のエリア限定プラチナバンド

B41=「WiMAX2+」専用 高速通信

B42=キャリアアグリゲーション用 高速通信

4G ソフトバンク

『プラチナバンドのB8が弱い?』(dやaよりも弱い?)

B1=日本全国 幅広い

B3=人工密集エリア 東京・名古屋・大阪の大都市圏がメイン

B8=郊外&山間部用のプラチナバンド。建物内・田舎・山間部に強いハズ。速度は遅いが地下やビルの影でも繋がりやすいハズ

B11=対応エリアが限定されている

B28=国内一部のエリア限定プラチナバンド

B41=「Softbank Air」専用 高速通信

B42=キャリアアグリゲーション用 高速通信

4G 楽天

『プラチナバンドが割り当てられていない』故に『総合的に電波が繋がらない』

『電波塔 急ピッチで建設中』今後に期待

B3=人工密集エリア 東京・名古屋・大阪の大都市圏がメイン。

B18=郊外&山間部用のプラチナバンド。建物内・田舎・山間部に強い。速度は遅いが地下やビルの影でも繋がりやすい。ただし、auからの借り物(ローミングサービス)

実は、Rakuten UN-LIMIT 1年無料、楽天ミニ端末料金0円のキャンペーン時に回線契約しております。電波が、名古屋市内の勤め先1Fトイレでは圏外になってしまうのと名古屋市内自宅マンション6Fでは不安定になってしまう。今後に期待です。

5G まとめ

【5Gの周波数帯について】

「sub6(サブシックス)」と「ミリ波」の2種類がある

②「sub6(サブシックス)」広域・障害物に強い・4Gに近い高速通信である

③「ミリ波」狭い・障害物に弱い・超高速通信である

④ 5G対応スマホ全機種が「sub6(サブシックス)」と「ミリ波」に対応している訳ではない

「ミリ波」の運用には時間がかかるので当面は「sub6」のみの利用になる

5G基盤展開率(普及率)5ヶ年計画なるものがある(ドコモがトップ)

ドコモauソフトバンク楽天
97.0%93.2%64.0%56.1%
5G普及率の5カ年計画
ドコモauソフトバンク楽天
GHz3.6〜3.73.7〜3.83.9〜4.03.8〜3.9
幅100幅100幅100幅100
GHz4.5〜4.64.0〜4.1
幅100幅100
「sub6(サブシックス)」
ドコモauソフトバンク楽天
GHz27.4〜27.827.8〜28.229.1〜29.527.0〜27.4
幅400幅400幅400幅400
「ミリ波」
タイトルとURLをコピーしました